面白いアクションで楽しめました。
チョウは人間や動物の骨が盛られている塚のような猿の巣で迎撃することを提案しました。このままうろついても猿はいずれチョウらに追いつき、また背後から襲ってきます。であるなら猿が巣に帰ってくるのを逆に襲うのです。彼は過去に仲間の水口が猿に殺された経験を持つため復讐心もあるようです。チョウらが猿の巣にいれば匂いでバレることもありますが、すでにえーごの遺体があります。さきほどまで猿の巣の前にチョウらはいたわけで、それは猿も確認しています。ですから猿の巣にチョウらの匂いがしても不自然ではないのです。
チョウらが靴の紐、ナイフ、ストックを塚から探して準備していると猿が戻ってきました。猿は手にみかんの上半身だけを持ち帰ってきました。その悲惨な光景にマリは思わず声を出してしまいます。猿はマリのライトに目つぶしをくらって背後からチョウのストックで襲われました。ストックは何とか猿が手で防ぎましたがシマが樹上からナイフ攻撃を加えます。ナイフを枝に靴の紐で結び付けてヤリのようにしているのです。
シマのヤリは猿に刺さりました。ヤリは首元から下へ貫通したようです。フワフワのミノがあるためダメージは不明ですが、最大に見積もれば心臓まで達する感じです。ヤリは肩甲骨あたりから心臓方向へ深く刺さりました。