衝撃的な事実が二つも明らかになりました。
公安の潜入捜査官の田澤翼は生徒になりすましていました。自衛隊の突入は草太の活躍などもあり失敗します。田澤は無線機で部隊の捕虜解放を条件に交渉し始めました。部隊三人を返す代わりに生徒側の生存者の安全を保障することが条件です。交渉の際には生物兵器開発の闇が語られました。まず生物兵器は内閣から承認されておらず軍内部で極秘に進められてきました。そのための資金はテロリストが事件を起こすことにより増えた軍事費を流用していたようです。そして今回もウィザードを回収して研究を完成させるためにテロリストを泳がせたと思われます。人質の生徒とテロ組織が全滅すれば証言する者がいなくなる算段です。
テロ組織の幹部のマスクは実はリーダー鬼灯の妹でした。そして彼女らは水無瀬検事総長の娘だったのです。水無瀬検事総長はフェイクニュースにより職を追われていました。そのことと彼女らがテロ組織を指揮していることのつながりはまだ不明です。グラウンドでは鬼灯の作り出した丸い巨大モンスターが暴れ、室内では鬼灯とマスクの壮絶な姉妹喧嘩のような戦闘が始まっています。