タイムリミットのドキドキ感が味わえました。
貂の偵察ではアルビノの金魚は渋谷009を巣にしているようです。そのアルビノのリーダー的金魚を捕まえて研究すれば全滅させられる希望が出てきました。そこで電車に住む避難民は総出で009のアルビノを捕まえることになりました。貂の偵察情報によるとアルビノは集団を引き連れて朝009ビルから出て行きます。そしてエサを探して昼過ぎから夕方ぐらいにビルに戻ります。他の金魚も夕方から夜にかけて戻ってくるために夕方の数時間が勝負です。この時間帯はアルビノがビルに戻ってきてまだ少数の護衛しかいないからです。夜中になればいくら金魚が寝ているとはいえ多くの護衛がアルビノ姫を守っており手が出せなくなります。つまり姫を生け捕りにするなら夕方しかないのです。月夜田たちはビルに潜入しましたが、モタモタしているとどんどん金魚が帰還してしまいます。つまり時間が経てば経つほど護衛が増えてしまうタイムリミットが存在しているのです。
ようやく6階に到達した貂たちでしたが、まっちゃんと伏見先輩が金魚に食われました。この時妙なことが起きています。地下から上がってきた貂たちはビル内を確認しつつ6階まできました。にもかかわらず階下から巨大な金魚が襲ってきているのです。さらに6階の扉を開けるとそこには金魚の大群が待ち構えていました。まだ時間が経っておらず姫の護衛も少ないはずです。貂たちは何か計略にハマっていると考えるのが自然です。もちろん仕掛けてきたのは金魚側でありリーダーの姫だと思われます。今までは本能のままに動いていると考えられていた金魚が人間を罠にハメようとしているとすると怖くなりました。