ムキムキメイドの悲しみは印象的でした。
コーちゃんたちは鮫島軍に会いに行くために駅の方へ向かいました。まだ彼らは鮫島がどんなヒドイ男かは知らないのです。その途中でコーちゃんたちはあるメイド喫茶に立ち寄ります。そこではムキムキの男性がメイドの姿でウェイトトレーニングをしていたのです。
ムキムキ二人はスギタのことを鮫島軍と勘違いしています。そして奇妙な攻撃を仕掛けてきました。なるほどこのあたりは二人のムキムキのおかげで鮫島軍から守られていたのです。そこへゾンビ化したメイドたちがなだれこんできて店はパニックになります。偶然倒れたガスボンベに引火して店は大爆発しました。そしてムキムキたちはそこを寂しく立ち去るのでした。
私が想像したのはムキムキふたりの素性です。彼らはもともとメイド喫茶の常連でゾンビ騒動に巻き込まれたと思います。そして非力なメイドさんがどんどんゾンビになり絶望したのです。ムキムキは自分たちがメイドとなり街を守り始めます。この時点でムキムキも相当おかしくなっていたと私は思いました。前回はプロデューサーのアイドルへのゆがんだ愛情が描かれていました。今回はメイドへの奇妙な愛情がまた別の形で表現されているのです。